先日お客様にパックをする時間を質問されました。
せっかくパックをしているんだから 設定時間より長くしてしまいたくなると。
「パックを長くすればするほど お肌がうるおいますか?」と。
皆さんは どう思いますか?
答えは 残念ながら「NO」なのです。
例えばシートパックをしていたとしましょう。
お顔に入ってくれる水分は ある一定量と決まってしまっています。それ以上は入らないのです。
例えばプールに入って水泳をしたとしても プールのお水が体にどんどん入ってしまうことはありませんよね。お風呂もそうです。長く浸かりすぎてしまうと 手がふやけてしまうことはあります。皮膚の表面の角質層に含まれるケラチンが水分を吸収するためです。
一説には 肌がシワシワになりやすい方は 角質層が厚くなっていて 新陳代謝が遅くなっていることが考えられるとも言われています。シワになりやすい方きをつけて下さいね。
でも一定の量以上は入らないですよね。それは保水力が限られているからです。
シートの水分は 空気中にも蒸発してしまいます。シートが乾く前にとってあげましょう。
使用方法にパック時間が書いてあるのであれば やはりそれを守ることをお勧めします。
シートが乾きかけている場合は お肌からの水分も取られ始めていると考えると良いでしょう。
だから たっぷりのパック たっぷりの水分をあげるという考えよりも
「お肌にいいうるおい成分をあげる」という考え方に変えた方がいいと思います。
お肌にいいうるおい成分とは セラミドやいいヒアルロン酸です。
安いローションをバシャバシャつけるのではなく 良いものをしっかり入れてあげると
お肌が喜んで うるおいを保ってくれると思います。
どんなものが入っているか 成分も気に留めてあげましょう。
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